2013年
vol.10
「王の血脈」
2013年12月21日〜23日
@京都府立文化芸術会館 全4ステージ
脚本・演出 河瀬仁誌
■STORY
人々が精霊を信仰していた頃、
虎族の長カンムは精霊を排し、異教の神と”血の盟約”を結んだ。
盟約の力によりカンムは、興国の王となり、王の都を造り上げた。
—100年後、興国は国土拡大のため、各地方に軍隊を派遣していた。
北の地で戦う興国軍人のコジロウは、
その活躍が認められ“御霊軍”への配属を命じられる。
御霊軍とは、信仰されなくなった精霊たちを討伐する特別編成軍であった。
血の盟約を巡る“神”と“人”の戦いの歴史。
■CAST
<劇団ZTON>
土肥嬌也 為房大輔 高瀬川すてら 池田聡美 岡本健
森孝之 鈴木ゆかこ 出田英人 図書菅 門石藤矢
<GUEST>
楠 海緒 小林まゆみ(KAIKA劇団 会華*開可) 重松よしこ
浜崎聡(TROUBLE PiECE) 平野雅史(AND ENDLESS)
<アンサンブル>
秋桜天丸(青空シアター) 浅場幸子(殺陣チーム朧) 上蔀優樹
瀬戸沙門(ルサンチカ) 辻井悟志
■STAFF
舞台監督:石田昌也
舞台美術:槌屋輔八
照明:吉田 一弥(GEKKEN staff room)
音響:岡村 明香、椎名晃嗣(劇団飛び道具)
殺陣オペレーター:中井結(劇団愉快犯)
衣裳:鈴木貴子
ヘアメイク:滝沢侑子
小道具:劇団ZTON
振付:為房大輔
チラシデザイン:重松よしこ
撮影 :竹崎博人(flat box)
制作・広報:合同会社office ZTON
企画・制作:劇団ZTON
後援:京都府。関西テレビ放送
■演出より
「生きる」ということについて改めて考えさせられます。
「生きる」は、「生命を保ち活動できる状態である」こと。
でも、「生きる」ということはそれだけではないのではないのか・と。
演劇やアート業界の先達たちは「生き残れ」と激励をくださいます。
「演劇やめんなよ」ってことです。
演劇を続ける環境を自分で作り上げろと。
続けた者だけに道が開けると。
僕らが演劇をしているという「生きている」行為は、
何かを続けているという行為は、
その行為をやめた時に、
僕らで言えば演劇をやめた時に、
何者かが死ぬのではないか。
もちろん、それは自分の生命ではない。
けれど、生命ではない何者かがこの世での生を終える。
そんなことを思います。
願わくば、ここに居るすべての人が「生きる」ことができます様に。
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vol.9
「天狼ノ星」【天の章】・【地の章】
2013年5月9日〜12日
@京都府立文化芸術会館 全6ステージ
脚本・演出 河瀬仁誌
■STORY
【天の章】
『鷹』の一族と『狼』の一族は戦争状態である。
『狼』の賢王ホロケゥは、『鷹』の一族を破った。 ホロケゥは異なる種族の共存を目指し『狼』と『鷹』の連合国家『猿(マシラ)』を建国する。
しかし、王ホロケゥは志半ばで崩御し、鷹の一族であるエトゥが王を引き継いだ。 兇王エトゥが国を治め始めると、『狼』の一族は弾圧された。 『狼』たちは他の一族の力を借り、王であるエトゥに反旗を翻す。
連合国家『猿』は崩壊し、種族を賭けた戦いが始まる。
【地の章】
『鯱』の才王オルカは戦の絶えないこの国を憂い、 かつて『狼』のホロケゥ王が提唱した、 異なる種族が共存するための連合国家『猿(マシラ)』を建国する。 『狼』の一族と『鷹』の一族はその提案を受け入れた。
しかし、『大蛇』の一族だけは、『猿』の国への参加を拒んだ。 それを良しとせぬ者たちが、『大蛇』の領内に攻め込んだことにより、 再び全種族を巻き込んだ戦いの火蓋が切られることとなる。
戦火の中、静観を続ける『兎』の真意があきらかになろうとしていた。
■CAST
<劇団ZTON>
土肥嬌也 為房大輔 焼酎ステラ レストランまさひろ 池田聡美
岡本健 森孝之 鈴木ゆかこ 出田英人 図書菅
<GUEST>
大山鈴世(アイランドプロモーション) 楠 海緒
秋桜天丸(青空シアター) 浜崎聡(TROUBLE PiECE)
玉一祐樹美(京都ロマンポップ)【天の章】
谷屋俊輔(ステージタイガー)【天の章】
蜜比呂人( †RABBIT×GANG† )【天の章】
大橋正幸(株式会社MC企画) 【天の章】
福田きみどり(ドキドキぼーいず)【地の章】
押谷祟史【地の章】
重松よしこ【地の章】
<アンサンブル>
門石藤矢 矢島啓(劇団愉快犯) 伊藤純也(劇団オレと松本)
■STAFF
舞台監督:釈迦谷智
舞台美術:槌屋輔八
照明:吉田一弥(GEKKEN staff room)
音響:岡村明香 横田和也(S.R.D)
殺陣オペレーター:中井結(劇団愉快犯)
衣裳:鈴木貴子
衣裳デザイン:滝沢侑子
メイク:滝沢侑子
小道具:劇団ZTON
振付:為房大輔
イラスト:九鬼そねみ
チラシデザイン:岡本健
チラシ撮影協力:竹崎博人(Flat Box)
Webデザイン:中西栄理(honoh)
撮影:竹崎博人(Flat Box)
制作:浅田麻衣 合同会社office ZTON
■演出より
僕は、たくさんの人に本当に良くしてもらってきました。
出会ったすべての人に成長させてもらったと言っても過言ではありません。
20代も後半に差し掛かり、
自分が受けた恩義を下の世代に返していかないといけないと思う様になってきたわけです。
しかし、実生活で自分なりの人生哲学を体現していくことは難しいものです。
そう考えると
舞台作品というものは、夢が詰まっているのかもしれません。
僕の夢、僕と出会った人々の夢。
本質をひた隠しにしようとする僕の本質はそのままですが、
久々の本公演です。楽しんで頂ければ嬉しいです。
「天狼ノ星【天の章】」
「天狼ノ星【地の章】」
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