2009年


9月8月3月

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ART COMPLEX 1928提携公演

vol.7

「曲亭馬琴の憂鬱」

2009年8月27日〜30日@ART COMPLEX 1928
2009年9月26日〜27日@アートボックスホール 全7ステージ
原作 曲亭馬琴「南総里見八犬伝」/脚本・演出 河瀬仁誌

■STORY

江戸時代の読み本書き・曲亭馬琴は、南総里見八犬伝を書いている最中に目が見えなくなってしまった。
盲目のまま筆をとる馬琴だが、生み出されるのはつゆ知らない物語。
その物語の中に生まれた「滝沢信乃」は、なんと週刊少年誌の連載マンガ家!
新作『狗神エイト』の〆切を落とさないため、今日もペンを握るのであった…。
描き、描かれ、世界はまわる。廻り回って見慣れた景色—どっちが虚構でどっちが現実?
…そもそも、八犬伝ってどんな話よ!?

■CAST

<劇団ZTON>
 焼酎ステラ、為房大輔、葛井よう子、
 湯浅千津、土肥辰也(京都公演のみ)

<GUEST>
 レストランまさひろ(劇団似桜花)、押谷崇史、
 浜崎聡、加々田裕太(東京公演のみ)

■STAFF

舞台監督:小島聡太
舞台美術:卯月羊
照明:真田貴吉(京都公演)、小泉梅子(東京公演)
音響:河瀬仁誌
作曲:桂木湊
衣装:小泉梅子、葛井よう子
小道具:土肥辰也
振付:為房大輔

制作:焼酎ステラ、湯浅千津
宣伝美術:河内木綿
映像撮影:小笠原将人、山田雄太
スチール・web制作:中西栄理(劇団似桜花)

■演出より

「南総里見八犬伝」
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の宝玉を持つ8人の若者が、
南総安房の国のために、
悪の権化・玉梓に立ち向かう。
勧善懲悪ストーリー!!

8人のキャラクターの設定もバッチリだ。
とりあえず最強【仁】犬江親兵衛。
地味で幸薄【義】犬川荘助
医者学者【礼】犬村大角
頭脳派な踊り子【智】犬坂毛野
短気な炎使い【忠】犬山道節
華々しい十手持ち【信】犬飼現八
親孝行な主人公【孝】犬塚信乃
宿を経営する力持ち【悌】犬田小文吾

作者の曲亭馬琴は、これを28年かけてコツコツ書いた・と。

まるで、週刊少年漫画じゃないか。
これぞ、エンターテイメント。
お疲れ様です、お疲れ様でございます、曲亭馬琴先生。

…しかし、私、河瀬仁誌。
例のごとく勝手に話を作り変えてしまいました。
まさか、後生にこんな形で「南総里見八犬伝」が行われるとは、
思わなんだでしょうに。

しかも、2本立て。

そのうえ、「狗神エイト」は、
「曲亭馬琴の憂鬱」に出演中の滝沢信乃先生の作品と。
若干、少年誌の内容じゃないと思うんですけどねぇ、先生…?

…滝沢先生は曲亭馬琴の子孫だから、大丈夫だそうです。

どちらも楽しんで頂けたら、幸いです。
しかし、本番に選挙がかぶるとは…不覚!!
現実あっての、エンターテイメントですから。

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ART COMPLEX 1928提携公演

projectT vol.2

「狗神エイト」

2009年8月27日〜30日
@ART COMPLEX 1928 全4ステージ
原作 曲亭馬琴「南総里見八犬伝」・W.シェイクスピア「マクベス」/脚本・演出 河瀬仁誌

■CAST

<劇団ZTON>
 為房大輔、焼酎ステラ、土肥辰也、葛井よう子、湯浅千津

<GUEST>
 井尻篤志(劇団ショウダウン)、天川隆士(Deep Colors)、
 押谷崇史、浜崎聡、中岡尚也(劇団月光斜)、高橋侑壱、池田聡美、
 森永健太郎、重松よしこ、レストランまさひろ(劇団似桜花)、
 蜜比呂人(DIAMOND☆MANGO)

■STAFF

舞台監督:小島聡太
舞台美術:卯月羊
照明:真田貴吉
音響:河瀬仁誌
作曲:桂木湊
衣装:小泉梅子、葛井よう子
小道具:土肥辰也
振付:為房大輔

制作:焼酎ステラ、湯浅千津
宣伝美術:河内木綿
映像撮影:小笠原将人、山田雄太
スチール・web制作:中西栄理(劇団似桜花)

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ART COMPLEX 1928提携公演

vol.6

「応仁恋乱舞〜細川ロミオと山名ジュリエット〜」

2009年2月27日〜3月1日
@ART COMPLEX 1928 全5ステージ
原作 W.シェイクスピア/脚本・演出 河瀬仁誌

■STORY

時は1477年、室町時代京都。そこでは応仁の乱が起こり、
細川家と山名家が11年もの長きに渡って戦を続けていた。
そんな中、時の将軍足利義政は—アニメを作っていた!?
スタジオ銀閣寺がお送りする、SFスペクタクルラブロマン。
惑星ヴェローナを舞台に繰り広げられる、スペースオペラ版”ロミオとジュリエット”!
その名も『宇宙戦艦ヴェローナ』!!・・・あれ、応仁の乱は?

■CAST

<劇団ZTON>
 為房大輔、永濱佑子、焼酎ステラ、土肥辰也、葛井よう子、湯浅千津

<GUEST>
 レストランまさひろ(劇団似桜花)、天川隆士(Deep Colors)、
 あんずっこ、押谷崇史、浜崎聡、重松よしこ、蜜比呂人(DIAMOND☆MANGO)

■STAFF

舞台:為房大輔、永田陽介
照明:小泉梅子
音響:河瀬仁誌
作曲:KUNA☆BOYS、下地喜望(劇団月光斜)
衣装:小泉梅子、葛井よう子
小道具:土肥辰也

制作:焼酎ステラ、永濱佑子、湯浅千津
宣伝美術:河内木綿
情報宣伝:あんずっこ
題字:村野春菜
キャラクターデザイン:湯浅千津
アニメーション制作:西村マンボ(スタジオ銀閣寺)
スチール・web製作:中西栄理

企画・製作 宇宙戦艦ヴェローナ製作委員会、スタジオ銀閣寺、劇団ZTON

■演出より

不景気な世の中から、
「応仁の乱」×「ロミオとジュリエット」×「アニメ」という
なんでもありのサブカルチャーの巣窟へようこそ。

オタクな文化。
私は今でこそ、オタクの輪を生暖かい目で見守ることは可能ですが、
(人曰く、私もその輪に混ざりこんでいる)
元々オタクに耐性があったわけではなく、
「日本の恥晒し共が」と思っておりました。はい。身も心も一般人でした。
ところが、ある時、価値観が一変。

サブカルチャーの食わず嫌いが原因でした。

そこから、サブカルチャーロードに突入し、
演劇に辿り着き、今回の公演で大々的にテーマとして扱い、
(なんと恐ろしい←振り仮名)
「ヤックデカルチャー」なわけです。

扱うということで、様々な媒体のオタクさん達をチラ見してきたわけです。
皆様、バイタリティに溢れておりました。
そして、今回の公演は、様々なオタクの皆様のお手伝いを頂きました。
(本人たちが、自分をオタクと自負しているかは置いといて)
いやぁ~、
昔から創作系のオタクの皆様には畏敬の念を抱いてしまうことが多くあるのですが、
すごいもんです。「ご存じない技術」や知識のオンパレード。
リモート操作でパソコン内のディスクチェックしてくれた奴には、若干ひいたもの。
「おまえ、その技術を悪用してないだろうな?」
という意味で。

とりあえず、この文章の閉めとしましては・・・

「オタクにとっちゃ不景気なんざ、関係ないんだ!(活動的な意味で)」
そうでしょう、ローゼン麻生氏?

…しまった!「ロミオとジュリエット」に触れてない!!

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